17種以上のスパイスで作る神谷町・大門のスパイスカレー

スパイスカレー新海

お店のあるこの地のこと

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スパイスの事を続けて書いてきましたが、一度このあたりで別のネタについて。

スパイスカレー新海の2店舗目である大門店は、大門駅より徒歩3分で着くところにあります。

オープンしてもうすぐ2か月。

お店がある大門についてもっと知りたいな、と思い今回は大門について書きたいと思います。

 

芝大門の歴史

・1598年:増上寺が麹町より現在の芝の地に移転し、その門前となった当地域は商店が立ち並び、次第に賑わいを見せるようになる。

・江戸時代初期:当地域に芝片門前・芝中門前・芝三島町などの町名がつき、独立した門前町となり町奉公支配となる。

・1868年:東京府の成立に伴い、当地域は東京府に所属する。

・1878年:芝区成立に伴い、当地域は東京府芝区の所属となる。

・1889年:5月1日 東京都市成立に伴い、当地域は東京市芝区の所属となる。

・1903年:路面電車が開通し、当地域の俗称である大門が停留所に付けられる(現在の大門交差点の場所)

・1911年:町名より「芝」の冠称が省かれ、芝区片門前・中門前などとなる。

・1947年:芝区が赤坂区・麻布区と合併して新たに港区が成立する。それに伴い、町名に再び「芝」の冠称が付き、東京都港区芝片門前・芝中門前などとなる。

・1964年:10月1日 都営地下鉄1号線(現在の浅草線)が開通し、大門駅が開業する。

・1972年 1月1日 当地域に住居表示が実施され、現在の芝大門が設立。

 

 

徳川歴代将軍の6名が眠る徳川家康が菩提寺とした増上寺のある地

 

増上寺は1393年に酉誉聖聰上人(ゆうよしょうそうしょうにん)によって創建された浄土宗の寺院です。

もともとは別の場所にあり、名前も違いました。

酉誉聖聰上人が真言宗から浄土宗に改宗し現在の名前に変えられたとされていて、現在の場所に移設されたのは江戸時代に入ってからです。

江戸時代には徳川将軍家の手厚い保護を受け浄土宗の学び場として常時3000人の僧侶が就学に励む寺院となりました。

明治時代に入り、大火事が起こった為本堂が消失。

他の建物も太平洋戦争の戦火でほとんど消失してしまいました。

戦後の復興で寺院が再建され今に至っています。

 

増上寺に眠る徳川歴代将軍↓

二代将軍・徳川秀忠と正室・お江の方

六代将軍・徳川家宣

七代将軍・徳川家継

九代将軍・徳川家重

十二代将軍・徳川家慶

十四代将軍・徳川家茂と正室・和宮

 

ちなみに、それ以外の将軍は増上寺以外の3か所に埋葬されています。

・日光東照宮

・寛永寺

・谷中霊園

日光東照宮には徳川家康と、三代将軍・家光が眠っていて、

四、五、八、十、十三代目の将軍は上野、寛永寺に葬られています。

 

なぜお墓が分けられているのか、という事について気になったので、少しだけ。

ここでのキーマンが2人います。

①徳川家光 ②南光坊天海(僧侶)の2人です。

天海は100年以上生きたとか、姿を変えて生き残った明智光秀であるという説もある、謎の多い人物ですが、家康、秀忠、家光の三代に仕えて厚い信頼を受けていた人物です。

 

天海は1624年に寛永寺を開山しました。

経緯は不明ですが、家光は自身の葬儀を菩提寺、増上寺ではなく寛永寺で行わせました。

この流れがあり、四、五代将軍は寛永寺に葬られることになりました。

このようにして、徳川将軍家の菩提寺は2つになったのです。

これを受けて増上寺は反発しました。

解決策として「将軍がなくなった場合、交代で弔う」ということとなり、徳川将軍家墓所が増上寺、寛永寺の二か所に存在するに至っているようです。

 

ちなみに。

十五代・徳川慶喜は上野の谷中霊園に埋葬されています。

彼の代で徳川江戸幕府が終わりを迎えて明治時代に入りました。

谷中霊園内には寛永寺エリアがあり、そこに慶喜は埋葬されています。(このため、寛永寺に埋葬されているということになるようです。)

なぜ他の将軍と一緒ではないのでしょうか。

朝敵になったにもかかわらず、明治天皇に許され、侯爵の位まで頂いたことに感謝し、遺言で「仏式ではなく、神式で葬ってほしい」というようなことを言った為だとされています。

また、従来の将軍の墓は仏葬なので墓は仏塔、しかし慶喜は神道だった為、同じ場所に埋葬することは出来なかったとも言われています。

 

 

今の地名になるまでにこんなにも変化があり、今に至るんだと思うと、感慨深いものがありました。

また、徳川家の菩提寺でもある増上寺の存在が、余計にそれを感じさせてくれます。

私が今回知ったことは歴史のほんの一部に過ぎませんが、これも何かの縁。

お店の立つこの地についてもっといろんなことが知りたいと思いましたし、これを機に勉強をしたいなと感じました。

そして、この芝大門にもっともっと愛着が持てたらいいな、と思いました。

 

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