17種以上のスパイスで作る神谷町・大門のスパイスカレー

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ジンジャー・ジンジャー・ジンジャー

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筆者と学ぶスパイス講座第6弾。

もう6弾とは、結構回数重ねてきましたね。

今回はジンジャー、そう、生姜です。

 

ジンジャーの特徴や由来

 

 

ジンジャーは熱帯性の多年草で草丈は60~120㎝程にもなり、東南アジアが原産ですが世界中の暖かい地域で栽培されています。

その種類は50属、150種ほどあると言われています。

アジアとのつながりも強く、食用としても医療用としても広く使われていたようです。

名前の由来は、インドのジンギ地方で、よくお茶として飲まれていた為と言われています。

さわやかな香りと辛みを持ち、生の物をスライスしたり、みじん切り、千切りにしたり、すり下ろしたりして各種料理の風味付けや薬味に用いたり、乾燥させてパウダー状にしたものを利用したりもします。

 

ジンジャーのエピソード

特権階級の香りだった

ジンジャーは、インドでは紀元前の昔から栽培されていたと言われています。

調味料としての記載は、紀元前1世紀頃のインドやアラビアの料理書の中に見られ、ほとんどは粉末にしたものが使われていたようです。

10世紀頃のヨーロッパでは、東洋の貴重なスパイスとして高価だった為、生姜を楽しめるのは一部の特権階級に限られていました。

その後、新しい交易ルートが開拓されるとその人気は次第に高まり、14世紀にはこしょうに次ぐ重要なスパイスとして用途が広がり、とりわけ飲料や菓子類の風味付けとして、ジンジャー・エール、ジンジャー・ブランデー、ジンジャーブレットなどに使われるようになっていきました。

 

英国王室ご用達の生姜入りパン

16~17世紀のイギリスで人気を博したジンジャーブレッド。

とりわけ、表面に金箔をぬったような黄金色をした奇抜な形のジンジャー入り菓子パンがロンドンで売り出されると、珍しさもあり大変な評判を呼び、エリザベス女王をも虜にしたといいます。

この高級品に平行して、庶民向けにも飾りや金箔のない平凡な形の普及品が安く売られるようになったようですが、違うのは外見だけだったようで、女王の死後「ばけの皮をはぐ」「幻滅させる」といった意味の「take the gift off the ginger bred(ジンジャーブレットから金箔をはぐ)」という慣用句がイギリスに生まれたとか。

高級品の表面をはがして食べてみたら、中身は普及品と大差なく、幻滅したと言われています。

 

日本でも古くから活躍している

中国で古代から栽培させていた生姜が、いつ頃日本に渡来したかは不明確ですが、山椒を「皮はじかみ」、生姜を「呉のはじかみ」と呼んで区別していたようです。

呉は中国の三国時代の呉(ご)の国の日本式呼称なので、5世紀初めのころではないかとも考えられています。

その後、甘酒、葛湯などの飲料、砂糖漬け生姜などの菓子、魚料理や寿司のつまなど広い範な用途に、生姜の香味が活かされてきました。

 

ジンジャーの効果効能

心への効能

攻め威力をアップさせる働きがあり、意志の力、決断力を活性化させてくれます。

行動力のない人に背中を押してくれ、目標に向かって頑張る投資を持続させてくれたり、

自分を疑ってしまったり、誰かの後押しを待っているような人に、自ら行動する力をくれる効果があるとされています。

 

体への効能

基本的に温め、活力を与える作用があります。

特に消化器系に効果的で、食欲不振や消化不良、腹部ガス、便秘や下痢によく効き、血液循環を促進する為、冷えやリウマチ痛にもいいようです。

免疫力を高める作用もあり、風邪やインフルエンザの、特に悪寒疲労による場合に効果的です。

慢性的な腰痛にも良いと言われています。

 

皮膚への効能

抗感染作用があり、傷やただれなどにも良いようです。

 

 

筆者も元々薬味としても生姜が大好きでしたが、今回勉強して詳しくなったことでこれからは身体にとってありがたい存在なんだな、ともっと大切に噛みしめながら生姜を取り入れていきたいと思いました。

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