北と南のインド

カレーと言えば、インド、というくらいイメージがありますよね。

インドについて少し調べてみていたところ、インドの中でも北と南ではいろんな点で違うのだとか。

私が知りたい、カレーについても違いがあるそうなんです。

 

 

北インドと南インドの違う点

インドは広大な国であり、世界で最も人口の多い民主主義共和国。

そんなインドの広大な国土は、北、南、西、東に区分されることがありますが、一般的には北と南の2つに分けて離されることが多いようです。

そして、この北インドと南インドを詳しく見ていくと、地域的な差異だけでなく、文化面や人種面でも微妙な違いがあることに気が付きます。

 

 

服装

北インド

女性がサルワール・カミーズ(日本では「パンジャビ・ドレス」の呼称が一般的」や、チューリダーを好みます。

ハーフサリーはほとんど見かけず、ドーティやルンギはそれ程一般的ではなく、代わりにサルワールが良く着用されています。

 

南インド

特に結婚後や、サリーが好まれる傾向にあると言えるようです。

さらに、ハーフサリーは農村部で一般的で、真っ白なドーティや色鮮やかなルンギは、南インドの男性が好む服装のようです。

 

ただし、地域によって、例えば南インドのタミル・ナデュ州では、中流階級以上の女性の多くが、結婚後でもチューリダーを好んで来ていたりします。

これらはあくまでも傾向であり、北インドであってもサリーを着ている女性もいれば、地域によって着方が微妙に異なったりもする為、明確に分けれているわけではないようです。

 

 

音楽

インドの古典音楽は、それぞれ北と南を起源とするヒンドゥスターニー音楽とカルナティック音楽に大別することが出来ます。

ヒンドゥスターニー音楽は外国からの侵略による影響を大きく受けているのに対し、カルナティックサンギーはよりローカル(地域的)な影響を示しているのが特徴です。

また、北インドで発展してきたヒンドゥスターニー音楽はガラナと呼ばれる様々なスタイルに分かれているが、南インドで発展したカルナティック音楽は、異なるスタイルに分裂していません。

加えて、音楽家に好んで使用される楽器もまた様々で北と南インドの間には、以下のような違いを確認することが出来ます。

 

北インドにおいて好まれる楽器

シタール

サーランギー

サントゥール

タブラ

 

南インドにおいて好まれる楽器

ムリダンガム

ガットゥヴァディヤム

バイオリン

ヴィーナ

ジャラタガンダム

 

 

人種的な違い

おおまかにいうと、北インドに住む人々は紀元前15世紀以降に拡がっていき、イランや北インド辺りに定住した「アーリア人」を祖先に持つ割合が多く、逆に南インドの人々は、紀元前3500年ごろにイラン高原からインド西北部に移動したとラヴィダ人ののうち、南インドに定住した一部を祖先に持つ割合が多いと言われています。

 

外見的な特徴

北インド人

背が高い

がっしりした感じ

色白

 

南インド人

比較的背が低い

中肉中背な感じ

浅黒い

 

ただし、上記の身体的特徴が人種の違いによるものなのか、環境に適応することによって徐々に違いが出てきたのかに関しては、確実なことはわかっていません。

(※例えば南インドはより暑くて暑い日差しが当たる環境にあるため、適応する為に肌が浅黒くなったとも考えられています。)

 

 

言語的な違い

住民の多くがアーリア人にルーツを持つ北インドの人々と、多くの住民がドラヴィア人にルーツを持つ南インドの人々との間には言語的な違いも存在します。

 

北インド

ヒンディー語やウルドゥー語、そしてベンガル語やパンジャーブ語など、インド・ヨーロッパ語族に属する「インド語族」の言語が日常的に使用されています。

 

南インド

タミル語やマラヤーラム語、コダグ語やカンナダ語など、インド・ヨーロッパ語族とは異なるドラヴィア語族に含まれる言語が日常的に使用されています。

 

ただし、カンアダ語やマラヤーラム語などは、インド・ヨーロッパ語族に含まれるサンスクリット語(ヒンドゥー教の礼拝用言語)の影響を受けていると言われています。

 

 

食事

北インド

小麦を食べる傾向にあり、小麦から作られる、パラタ、チャパティ、プーリ、ロティなどをよく見かけます。

乾燥した気候は、小麦が育ちやすい事から、パンが主食になるんでしょうね。

比較的乳製品を使うのも北インドだと言われています。

カレーの味付けは、ガラムマサラのようなミックススパイスで風味付けするものが多いそうです。

気温の低い北インドでは、身体を温める為、脂肪分の多い乳製品を使った、こってり系のカレーを食べていると考えられます。

 

南インド

北インドで食べられている食事よりもかなり刺激が強くて辛みのある点で上げられます。

また、米を食べる事をより好み、米を様々なレンズ豆と組み合わせてライスドーサ、イドリィ、ヴァダ、ウッタパムなどを作り、魚、タマリンド、ココナツは比較的南インドでより多く消費されています。

河川が多く、水が豊富な南インドは、稲作に適していることから、お米を食べる習慣が根付いたと言われているそうです。

南インドはベジタリアンがおおく、肉を使わない料理が豊富。豆や油を料理に上手に取り入れている工夫が見られます。

カレーはココナッツミルクのようにマイルドな味わいのものやタマリンドという酸味のあるフルーツソースを使ったものが多く、スープのようなカレーが多いので、辛いものが苦手なインド料理初心者にも挑戦しやすいといえそうです。

一年を通して30℃前後の日が続く南インドでは、暑さをしのぐ理由と、食欲を促す為酸味や辛味の強いカレーが主流です。

 

「インド」と言ってしまえば一つの国ですが、蓋を開けてみればかなり異なる文化や習慣などを持っていたことが分かりました。

まだまだ調べたら色んな違いなどが出て来ると思うので、今度は個人的に調べてみようと思いました。

深い、インド…!

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